抗糖化におすすめの飲み物とは? 手軽なエイジングケアを解説【医師監修】




「いつまでも若々しくキレイでいたい」「年齢に負けたくない」という方は多いのではないでしょうか。

若さを維持するためのエイジングケアとして注目のキーワードが「抗糖化」です。炭水化物を控えたり、甘いものを避けたりしなければいけないというイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実は飲み物で手軽に抗糖化ができます。

今回は、抗糖化についてやおすすめの食品や飲み物をご紹介します。この記事を読んで、日々に抗糖化ができる食品を取り入れて若々しさを維持しましょう。



エイジングケアとは?
 



エイジングケアとは「若々しさを維持すること」という意味で、医療や美容などでも使われています。年齢に負けずいつまでも若々しい心と体でいたい、若く見られたい方に注目を集めています。11月14日は「エイジングケアの日」と制定されており、毎年良い歳を取るために心と体の状態をチェックすることが呼びかけられる日とされています。

60歳からのエイジングケア対策もありますが、心と体の機能低下は25歳頃から始まると言われているため、若いうちにケアしておくことで若々しさを維持しやすくなるでしょう。



抗糖化とは
 


年齢に負けない体づくりのためのエイジングケアは、大きく「抗糖化」と「抗酸化」の二つに分けられます。糖化とは、身体の中でタンパク質や脂質と余分な糖が結びついて、変性、劣化してAGEs(糖化最終生成物)という物質(悪玉物質)を生成する反応のことを言います。この反応は単純に「甘いものや炭水化物の摂りすぎ」だけによって起こるというわけではありません。

「体がコゲる」反応とも言われており、卵や小麦などを混ぜて焼いたホットケーキが茶色になる反応に似ています。料理においてはこんがり焼けるのは美味しくなるのでプラスですが、このような反応が体内で起こるとさまざまなトラブルの原因となります。

AGEsは体内で分解されにくく蓄積していくため年齢による体の機能低下や、さまざまな生活習慣や健康トラブルの原因となります。糖化の原因となるAGEsが体内に蓄積されやすくなる原因としては以下が上げられます。

・糖質や脂質の多い食事(ファストフードやスナック菓子など)
・睡眠不足
・運動不足
・ストレス

若々しさを維持し健康的な毎日を送るためには、生活習慣や食生活を整え糖化を防ぐことが重要です。



エイジングケア・抗糖化を期待できる食品




糖化を予防する方法としてよく知られているのは、食後の血糖値の急上昇を抑える方法と抗糖化作用のある食品を摂る方法です。注意すべき糖化が進む食品とエイジングケア・抗糖化を期待できる抗糖化食品をご紹介します。日々の生活に取り入れて年齢に負けない体づくりを目指しましょう。


食後の血糖値の急上昇を抑える方法
食事の始めに食物繊維が豊富に含まれる食材(海藻やキノコ類、キャベツなど)を食べる、血糖値が上がりにくい低GI食品を摂ることで糖化を防ぐことができます。


糖化が進みやすい食品
AGEsが多く含まれている、お弁当や冷凍食品などの加工食品、ポテトチップスなどの菓子類、摂りすぎると様々な健康リスクに繋がると言われているトランス脂肪酸を多く含むファストフード。


抗糖化作用のある食品
ハーブ類、米糠、ブロッコリースプラウト、マイタケ(キノコ類)、サニーレタス、モロヘイヤ、アーモンド、ベリーなど。

糖化が進む食品は必ずしも摂ったから糖化が進むわけではありません。野菜を摂らずにファストフードや菓子類に頼るなど、AGEsという物質の生成の原因になる余分な糖が発生しないよう食事バランスの崩れや食べ過ぎに注意しましょう。



エイジングケア・抗糖化を期待できる飲み物




食品で糖化を予防しようとすると、調理が必要になったり、食べたいことを我慢することが必要になったりと面倒と思う方も多いのではないでしょうか。より手軽に抗糖化を期待できるのが飲み物で、特にお茶には抗糖化作用がありおすすめです。食品にプラスも飲み物もうまく活用して若々しさを維持しましょう。

緑茶
緑茶に含まれるカテキンは糖質が気になる方の健康維持をサポートし、抗糖化作用があることが分かっています。


緑茶と一緒に食べるとおすすめの抗糖化作用のある食材
甘いものを食べてしまったという日は、緑茶と一緒に抗糖化作用のあるマイタケなどのキノコ類をふんだんに使ったお鍋などを食べて糖化を予防する食事にするのはいかがでしょうか。


アキュア公式オンラインストア内でおすすめの緑茶

「ルカフェ緑茶」
静岡県産やぶきた種掛川茶を100%使用しています。通常よりも2倍以上の茶葉を蒸して作る深蒸し製法により、深みのある甘みと渋みが引き出されています。

「朝の茶事」
谷川連峰の天然水を純粋化して使用している、水にもこだわった緑茶です。急須で入れたような味わい深い緑茶です。


ルイボスティー
ルイボスティーは最近では健康茶として親しまれており、抗糖化作用があります。


ルイボスティーと一緒に食べるとおすすめの抗糖化作用のある食材
睡眠不足や忙しい日々を過ごしているときに、ルイボスティーとともに抗糖化作用のあるアーモンドやベリーなどをおやつとして食べてリラックスタイムを過ごすのもおすすめです。

アキュアメイドの「有機ルイボスティー」は有機茶葉を100%使用した「有機JAS認証商品」です。美と健康を目指す方のためにとことん素材にこだわって、原料~製造まで全てオーガニックを目指すことに。茶葉は無農薬栽培、製造工場は化学的な殺虫剤不使用などの厳しい基準をクリアした所を選んでいます。


コーヒー
お茶だけでなく、コーヒーにも抗糖化作用があります。「サザコーヒー ギフトセット」は、全国のコーヒー通の間で常に高い評価を得る、ひたちなか市の自家焙煎コーヒー専門店「サザコーヒー」監修です。谷川連峰の天然水「フロムアクア」の水質に合わせたスペシャルブレンドを含む3種類のギフトセットを楽しめます。



間食に甘いチョコなどの糖質の多い食品を食べたくなったときは、抗糖化作用のあるコーヒーと共に食べた方が美や健康をサポートできます。



最後に


 

糖化は仕事や家事育児などで忙しい日々を過ごし、外食や間食を楽しんでいると知らず知らずのうちに進んでいるもの。エイジングケアとして抗酸化は有名ですが、抗糖化も年齢に負けない体づくりを行う上で重要です。

糖化が進むと様々な体のトラブルに繋がりやすくなり、美や健康の妨げとなります。が日々の生活習慣や食事に注意することで糖化を防ぐことは可能です。睡眠不足や運動不足に注意して生活習慣を整えストレス解消をするとともに、今回の記事で紹介した抗糖化作用のある食べ物や飲み物を取り入れて、若々しさを維持しましょう。

飲み物であれば毎日手軽にエイジングケアができるので、取り入れて抗糖化への一歩を踏み出してみませんか?




執筆者・監修者プロフィール

執筆者:中道麻智子
健康食品専門セールスライター。
妊娠出産を機にライターとしての活動を開始。
ライターとして活動をする中、世の中に間違った健康情報が出回っていることを改めて感じ、
正しい健康情報を伝えつつ良い商品サービスを広めたいと健康食品に関わる薬機法とセールスライティングを学び始める。
薬機法を無視した誇大な表現で商品をアピールするのではなく、ルール内で商品の魅力を100%伝えきり、必要な人に必要な商品を届けたいという想いで日々広告のライティングを行っている。
夢はまだ消費者に届いていない想いのこもった商品サービスの売上に貢献し、多くの方に届けて笑顔をつくること。


監修者:石黒成治
消化器外科医、ヘルスコーチ。1973年、名古屋市生まれ。
1997年、名古屋大学医学部卒。名古屋大学医学部附属病院、愛知県がんセンター中央病院、愛知医科大学病院で大腸癌専門外科医として勤務。
2018年から予防医療を行うヘルスコーチとしての活動を開始。
腸内環境の改善法、薬に頼らない健康法の普及を目的に、YouTube(登録者数24万人)などで知識、情報を分かりやすく発信。
著書に「医師がすすめる少食ライフ」「筋肉ががんを防ぐー専門医式1日2分の貯筋習慣」など。