白湯の効果とは?これなら続く時短の作り方も紹介







秋の深まりとともに、気温が低下し朝晩冷え込むようになりました。
この時期は、温かい飲み物につい手が伸びますね。
しかし、コーヒーや紅茶、緑茶などのカフェインを含む飲み物は、飲むシーンを選びます。
その点白湯ならいつでも気軽に飲むことができ、美容や健康にも嬉しい効果が期待できます。

そこで今回は、シーンを選ばずに飲める白湯にスポットを当て、その効果や作り方、飲むのにベストなタイミングなどについてご紹介します。



白湯とは?効果について


 

白湯(さゆ)とは、何も混ぜていない、ただ水を沸かしただけのお湯のことを指します。
飲用のためのお湯であれば、沸騰させてから飲める程度の温度にまで覚ましたものを白湯と言い、湯冷ましとも呼ばれています。

一般的に白湯の元になる水は、水道水でもミネラルウォーターでもよく、水を沸かすまでの過程も強火で一気に、とろ火でじっくりなど特に問われていません。
白湯の温度についても特に定義はなく、一度沸騰させてから飲みやすいぬるめの温度まで冷ませばよいそうですが、50度前後がベストな温度であると言われています。

白湯の語源や由来は、罪のないことを潔白というように、白には白色を意味しているだけではなく、何もない、純粋なといった意味合いがあると言われています。
「素湯(すゆ)」が転じたものとされていますが、漢文や詩吟では「はくとう」を読むこともあります。

そんな白湯は健康や美容にいいと言われていますが、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか。

白湯を飲むと体が温められるため、血流がよくなります。
そうすると、老廃物を排出しやすくなったり、くすみが改善されて顔色が明るくなったり、体が凝りにくくなったりする効果が確認できます。
また、体が温められるということは胃腸も温められます。
そうすると、消化や代謝がよくなり、免疫力アップやむくみの改善などが期待でき、さらに腸の働きもよくなるので、栄養の吸収がよくなったり、便秘が解消されたり、それによって美肌効果につながったりすることも。

古代インドで発祥した伝統医学「アーユルヴェーダ」で白湯は、火・風・水の3要素を含むバランスの取れた飲み物であるとされています。
そのため白湯を飲むことでエネルギーのバランスが整えられ、体内を浄化してくれると考えられており、素晴らしい飲み物とされているのです。

寒い季節に飲むイメージがある白湯ですが、アーユルヴェーダの観点から考えても一年を通して適した飲み物であり、実際に白湯を飲むことを毎日の習慣にしている人もいます。



白湯の作り方と注意点


白湯の作り方は、簡単です。
きれいな水を沸騰させてお湯を作り、それを50度程度まで冷ますだけです。

昔はやかんでお湯を沸かしていましたが、今では保温状態でお湯をキープできる電気ポットや素早くお湯を沸かすことができる電気ケトルで手軽に白湯を作る人が増えています。
ただし、白湯を作るうえで注意したいのが火傷です。寝起きなどにお湯を扱う場合や注ぐ際にはうっかり体にかけてしまわないように注意することが大切です。
また、昔ながらの方法でやかんを火にかけお湯を沸かす場合には空焚きにも気をつけましょう。



飲むのは朝と夜どっちがいい?


 

白湯を飲むのにベストなタイミングは、寝起きの朝と就寝前の夜との2回です。

朝は寝起きの冷えた胃腸を温めて消化力を高めるだけでなく、1日の活動に向けて基礎体温を上げる目覚ましにもなります。

朝飲む場合には、朝食の30分ほど前に少量ずつ飲みましょう。
内臓が温まることによって満腹感を得られ、食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。
ただし、朝に飲む場合には寝ている間に口腔内にはたくさんの雑菌が繁殖しているため、必ず歯磨きをしてから飲みましょう。

夜は就寝前のリラックスタイムに飲むと、気持ちを落ち着かせ寝付きをよくする効果期待できます。



白湯には水道水よりもミネラルウォーターがおすすめ!

 


お住まいの地域にもよりますが、一般的に水道水にはカルキが含まれています。
そのため水道水をそのまま沸騰させるとカルキ臭が気になる場合もあるでしょう。
その点、ミネラルウォーターを使用すればそのような心配もありません。

さらに、ミネラルウォーターで白湯を作るのであれば煮沸する必要もなく、忙しい朝はカップに入れて電子レンジで温める、電気ケトルにそのまま注いで沸かす、といった方法でより手軽に白湯を作ることができます。

では、ミネラルウォーターなら何でも良いのかというと、そうとも言い切れません。
日本の水道水は軟水であることが多いため、私たち日本人には軟水の方がなじみ深く、硬水の風味などが気になる場合があります。
このほか、硬水はマグネシウムの含有量が多いため、胃腸が弱いや小さなお子さんは胃腸に負担がかかる可能性があります。

そのため、できれば軟水のミネラルウォーターを選ぶことをおすすめします。
谷川連峰から湧き出した天然水である「フロムアクア」は、ミネラル成分がバランス良く含まれた、まろやかですっきりとした味わいが魅力。
硬度約20度でpH7.3の弱アルカリ性と、体にやさしい水で、毎日の白湯作りにもぴったりです。



沸かす時間を短縮できるウォーターサーバーの活用

 


美容や健康に白湯がいいことがわかっていても、「白湯を作るのがめんどくさい‥」と感じている方も多いのではないでしょうか。
実際のところ忙しい朝や疲れて眠い夜に「お湯を沸かして冷ます」という作業は面倒に感じられますよね。

そこで、私が使用しているのが、ウォーターサーバー。レバーを押すだけですぐにお湯が出るのでとても便利です。さらに隣から出る冷水を少量入れて温度調整すればすぐに白湯が飲めるので、お湯を冷ますという待ち時間もなく、時短にもなります。
これなら続けていくうえでのモチベーションも上がりそうですよね。
電気ケトルとは異なり、据え置き型なので注ぐときにお湯をこぼして火傷する心配もないのが、寝起きの朝や疲れて眠い夜の使用には頼もしいです。

 


ウォーターサーバーというと、大きくて場所を取るといったイメージがありますが、私が使用しているアキュアマインなら、コンパクトサイズでスリム。置き場所に困らず、見た目もスタイリッシュです。専用ボトルも6.5リットルと、一般的なウォーターサーバーより小さめなので、お水の入れ替えが女性ひとりの手で楽々できるのも嬉しいポイントです。

このように手軽に白湯を飲める環境を整え、1日2回飲むことを習慣にすると、美容にも健康にも嬉しい効果が期待できますよ。

毎日「お湯を沸かして冷ます」という方法で白湯を作るのはハードルが高い‥と感じてしまう方は、レバーを押すだけで白湯が手軽に飲めるウォーターサーバーの利用を検討してみてはいかがでしょうか。


acure mine <アキュアマイン>ウォーターサーバーについてはここから






ライタープロフィール

遠藤 幸子

アットコスメ公認ビューティストに認定されたことを足掛かりに美容ライター、エイジング美容研究家としての活動をスタート。
ウェブや雑誌などに美容コラムを執筆する傍ら、テレビやラジオ、新聞、雑誌などのメディアやコスメブランドの広告などへの出演、執筆も行う。
いつまでもキレイでいたいと願う女性に向けて美容を中心とした情報を日々発信中。