日中の水分補給をはじめ、お仕事中の気分転換や休日のリラックスタイム、ご家族や友人たちとの楽しい時間のお供として、長年にわたり多くの方の必需品になっているお茶やコーヒー。「これらの愛飲飲料がなければ、全然リラックスできない!」という声も多く、もはや日常生活に欠かせない大切なパートナー、とも言えるのではないでしょうか。
ですが、最近ではこれらお茶やコーヒーなどに含まれるカフェインの作用が気になって、飲む回数を減らしたり、飲まないように我慢したり……、という方も。そこでおすすめなのが「ノンカフェイン飲料」です。カフェインが含まれていないノンカフェイン飲料なら、様々なシーンで幅広く楽しめて出番が多くなること間違いなし!
そこで今回は、どのようなお悩みにどのノンカフェイン飲料がおすすめなのか、含まれている栄養素とともにご紹介します。
【そば茶×冷え・便秘・生活習慣病対策】
ノンカフェインのお茶としておすすめなのが「そば茶」。そば茶になじみがない方は少なくありませんが、実はそば茶は多くの栄養素が含まれている注目ドリンクなんです。
そば茶に含まれる栄養素のひとつ「ルチン」は、ビタミンCと摂取することで毛細血管を強化して血行を促進すると言われており、冷え性改善や生活習慣病の予防に期待大。
さらに、ルチンはビタミンCの吸収を促進するとされるので、ビタミンCの美肌効果も高まって一石二鳥なんです!また、そば茶には腸内環境を整える「食物繊維」も豊富なため、便秘になりやすい妊婦さんにも嬉しいですね。
冷えや便秘にお悩みの女性や生活習慣病が気になる働き盛りの方などは、毎日の食事時にビタミンC豊富な緑黄色野菜と一緒にそば茶を飲んで、身体の内側から元気をチャージしましょう!
※そばアレルギーのある方は飲まないようにご注意ください。
【ルイボスティー×ミネラル補給】
ノンカフェインのハーブティーと言えば「ルイボスティー」。紅茶のような美しい紅色が特徴的ですが、マメ科植物から採れる発酵茶です。主に女性に愛飲者が多い理由のひとつは、ルイボスティーに含まれるミネラルの豊富さとタンニン(鉄分の吸収を妨げる成分)の少なさ。たとえば、女性に不足しがちな鉄分やカルシウムが多いため、特に栄養摂取に気をつけなくてはいけない妊婦さんにルイボスティーはおすすめです!
また、ミネラルが豊富なことから、スポーツ飲料としてもルイボスティーは最適。余計な糖分を摂取することなく、美味しく水分・ミネラル補給ができますよ。さらに、なんとルイボスティーで牛肉・豚肉を煮ると柔らかくなるため、お料理にも大活躍してくれます!
クセのない後味スッキリのルイボスティーは、就寝前のリラックスタイムにもピッタリです。
【ママキ茶×健康サポート】
「ママキ茶」とはハワイの在来種であるイラクサ科の植物から採れる、ハワイの伝統的なハーブティー。ルイボスティーに続く注目のノンカフェイン飲料なんです!抗ウイルス作用が注目される「カテキン」や抗酸化、脂肪吸収・蓄積抑制をサポートする「クロロゲン酸」、さらにそば茶でもご紹介した「ルチン」が含まれているため、美と健康に対する意識が高い方のあいだで人気なのもうなずけます。
さらに、ハワイでは昔から妊婦さんの健康に寄り添ってくれると愛飲されているとのこと。さすがハワイ発のスーパーフードです!
苦みのないまろやかな口当たりで飲みやすく、ハチミツを入れたり、パイナップルジュースなどの酸味のあるジュースで割ったりと、飲み方のアレンジも効きます。お子さんと一緒に日替わりアレンジを楽しんでみても!
【ノンカフェインコーヒー×ダイエット・ストレス解消】
やっぱりコーヒーはやめられない……。という方には、ノンカフェインコーヒー(デカフェコーヒー)がおすすめ。カフェインが取り除かれたデカフェタイプなら、「眠れない」などの心配なく、いつでも好きな時に楽しめます。また、「妊娠中はコーヒーを我慢しなくちゃ」と思われている妊婦さんも、ノンカフェインコーヒーなら飲みやすく、コーヒーが飲めないストレスに悩まずに過ごせますね。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸は残っているため、抗酸化、脂肪吸収・蓄積抑制効果が期待でき、コーヒーの香りそのままで気分もリフレッシュ!「仕事中はコーヒーが手放せない」「コーヒーを飲まないと落ち着かない」というコーヒー好きさんこそ、1日数杯をノンカフェインコーヒーに代えてみてはいかがでしょうか。
カフェインレスならシーンを選ばず飲みやすい
「カフェイン飲料は大好きだけどクセにならないか心配」という方から「カフェイン入りは苦手」、さらには「美容・健康に良い食生活をしたい」という方まで、幅広い年代におすすめしたいカフェインレス飲料。
料理の味の邪魔をしないものが多く、就寝前にも安心して楽しめるので、ぜひ毎日のお供にしてくださいね。