缶スープで簡単 冬のあったかレシピ

缶スープで本格的な味 簡単アレンジレシピ

寒い時期のスープは格別ですよね。スープの温かさが心と体を温めてくれます。
そんなスープが今は手軽に自動販売機のドリンクとして味わえる時代。種類や味が豊富なだけでなく、食感にもこだわりをもち、缶スープとは思えない本格的な味を楽しむことができます。
さらに、缶スープの良さはそれだけではありません。実は普段の料理にも使えるのです。
失敗もないので味が決まりやすく、家族も満足しやすいメニュー作りに役立てることができます。
そこで今回は美味しいだけでなく、女性にうれしい成分も含まれている『気仙沼産ふかひれ使用ふかひれスープ』と『旨辛麻婆スープ』の魅力や、家庭で簡単に作れるアレンジレシピを管理栄養士・健康食育シニアマスター・マイ穀スタイリストの横川仁美さんにご紹介いただきました!
管理栄養士・健康食育シニアマスター・マイ穀スタイリスト 横川仁美
食と健康・美容をつなぐ「smile I you」代表 https://yokokawa-hitomi.com/ 

『気仙沼産ふかひれ使用ふかひれスープ』の魅力とは?

ふかひれスープと聞くと「高級な中華料理」という印象が強く、なかなか食べられないイメージがありますよね。でも、そんなふかひれスープを手軽に楽しめるのが『気仙沼産ふかひれ使用ふかひれスープ』です。
チキン・しいたけの旨味をベースに、にんにく、生姜、オイスターソース、ごま油の香りづけで風味まで本格的に楽しむことができます。そのうえ、気仙沼産ふかひれパウダーを100%使用。粉末とはいえ、原材料まで贅沢感を味わえるスープに仕上がっています。

そもそもスープに含まれているふかひれってどんな食材?

大型のサメのひれ(尾びれや背びれ)を皮付きのまま、あるいは骨と皮のゼラチン質部分だけを乾燥させた食材です。実際、ふかひれとされるのはサメ本体の約0.5%~1.0%と言われていることから貴重な食材とされ、特有のプリプリとした食感は多くの人に人気があります。

ふかひれに含まれている栄養とは?

ふかひれには「タンパク質」の一種であるコラーゲンが豊富に含まれていることで知られていますが、その他に鉄分や亜鉛、カルシウム、ビタミンE、葉酸などの栄養素も含まれています。

美肌をかなえたい女性にうれしい食材

ふかひれに含まれているタンパク質の一種であるコラーゲンは、肌のハリや骨のしなやかさを保つのに役立ち、女性の美容にとてもいい成分なのです。

コラーゲンは私たちの体でも作られていますが、加齢とともに作られる量が減っていくのが難点。
そのため、コラーゲンを産み出すための原料となるタンパク質やコラーゲンを豊富に含む食材を味方につけると良いでしょう。
ふかひれの他は、鶏の皮や手羽先、牛すじ、豚足、魚の皮などがあります。コラーゲンは煮込むことで煮汁に溶け出す特徴があることから、スープはコラーゲンを取りやすいメニューです。

ふかひれスープを使った簡単でおもてなしにも最適なアレンジレシピ!

「しめじの食感がアクセント。気仙沼産ふかひれ使用ふかひれスープのミルクリゾット」をご紹介します。

【材料リスト(2人分)】

・お米  1合
・しめじ  1/2パック
・にんにく 1かけ
・玉ねぎ  1/2玉
・ベーコン 2枚
・オリーブオイル 小さじ1
・気仙沼産ふかひれ使用ふかひれスープ 2缶
・牛乳 200ml
・粗挽き黒こしょう 少々

【トッピング】
・パセリ(刻み) お好みで

【下準備】 気仙沼産ふかひれ使用ふかひれスープと牛乳を合わせ、電子レンジで温めておく。

①しめじは石づきを取り、バラバラにする。にんにく、玉ねぎはみじん切りに、ベーコンは1cm角にする。
②鍋にオリーブオイル入れて熱し、にんにくを炒める。香りがしてきたら、ベーコン、玉ねぎ、しめじを入れて炒める。
③さらにお米を洗わずに入れて炒め、お米が透き通ったら温めておいた気仙沼産ふかひれ使用スープと牛乳を混ぜたスープを3~4回に分けて注ぐ(その都度、お米にスープを含ませるように炒める)。

④弱火で混ぜながら約20分煮る。
⑤わずかに芯が残るくらいの硬さになったら、塩、粗挽き黒こしょうで味をととのえる。器に盛り付け、パセリを散らす。

ごはん、野菜&きのこ、牛乳が入っているので、1品で体に必要な炭水化物、タンパク質、野菜が取れる1品。
また、ちょっと芯が残ったごはんとしめじが、かむ回数をサポートしてくれます。
ふかひれスープは中華に属しますがチーズやパセリなどにも合うので、この機会に洋風のメニューも楽しんでみてください。

おいしく作るヒント

お米は洗わなくて大丈夫です。
洗ってしまうとお米が水分を吸収し、粘りが出やすくなります。また、お米にスープを入れる際は温めてから数回に分けて入れると、美味しいリゾットになります。
すでに味がととのったスープを料理に活用することにより、自宅で手軽に本格的な味や新しい味を楽しめ、マンネリ防止にも役立ちますよ。

『旨辛麻婆スープ』の魅力とは?

続いてご紹介するのは『旨辛麻婆スープ』です。麻婆といったら麻婆豆腐や麻婆茄子で親しみがありますね。中華でも人気のメニューです。
そんな麻婆をスープにした『旨辛麻婆スープ』は、缶に入っているので手軽に飲めるうえ、カロリーも39キロカロリー。
ダイエット中、ちょっと小腹を満たしたい女性にもうれしい商品です。
大豆そぼろも入っていて、具なしスープよりも噛み応え、飲み応えがあります。

大豆そぼろや豆乳のもと「大豆」には女性にうれしい成分がたくさん

大豆にはタンパク質をはじめ、ビタミン、ミネラル、食物繊維が含まれているだけでなく、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンや抗酸化作用がある大豆サポニン、善玉菌のエサとなるオリゴ糖などの機能性成分も含まれています。

唐辛子の栄養とは?

唐辛子のピリッとした辛さは「カプサイシン」という成分です。また、抗酸化作用がある「カロテン」も豊富です。

ダイエットをかなえたい女性にうれしい食材

大豆そぼろである大豆ミートは、高タンパクでお肉に比べて低カロリー&低脂質。
食感はまるでお肉のようなので、大豆ファンはもちろんお肉好きの方も満足感を得ながら、余計な脂質の取り過ぎを防ぐのに役立ちます。
唐辛子は交換神経を刺激、血行を良くして体温を上げることから、こちらもダイエットに◎です。

旨辛麻婆スープを使った簡単でおもてなしにも最適なアレンジレシピ!

それでは、「旨辛ロールキャベツ」をご紹介します。

【材料リスト(2人分)】

・キャベツ 大4枚
・玉ねぎ  1/2玉

【肉ダネ】
・(a)豚ひき肉 150g
・(a)トマトケチャップ 大さじ1
・(a)パン粉 大さじ1
・(a)塩 少々
・(a)粗挽き黒こしょう 少々
・(a)ナツメグ 少々

【スープ】
・旨辛麻婆スープ 2缶
・バター 10g

【トッピング】
パセリ(生) お好みで

①キャベツは耐熱皿に入れ、ふんわりラップをかけて電子レンジで加熱する(600W 2分30秒程度)。粗熱をとり、芯の硬い部分はそいで、みじん切りにする。玉ねぎもみじん切りにする。
②ボウルに(a)と、みじん切りにした玉ねぎ、キャベツの芯を加えて粘り気がでるまでよく混ぜる。4等分にし、1つ1つ俵型にする。
③キャベツを広げ、真ん中よりやや下の方に②をのせて包み、ようじでとめる。
④鍋にロールキャベツの巻き終わりを下にして並べ、旨辛麻婆スープ、バターを加えて中火にかける。煮立ったら、ふたをして20~30分ほど煮たら完成。

⑤器に盛り、パセリを添える。

1人分に野菜が100g以上も入っており、美味しくて野菜不足もサポートできる1品です。
お肉や野菜の旨味、バターのコクがスープに溶け出し、旨辛麻婆スープの辛さがマイルドに仕上がっています。
また、冬のキャベツは巻きが硬くて甘みがあるので、ロールキャベツなどの煮込み料理にピッタリ。旨辛麻婆スープと一緒に美味しく召し上がってください。

おいしく作るヒント

ロールキャベツは作るのが大変というイメージもあると思いますが、意外と簡単です。
キャベツが硬くて葉っぱをはがしにくい場合は、流水にかけながらはがすと良いでしょう。
また、キャベツは電子レンジで加熱しておくことで茹でる手間が省けます。

その他、どんなアレンジメニューが考えられる?

『気仙沼産ふかひれ使用ふかひれスープ』も『旨辛麻婆スープ』も味がしっかりついているので、基本どんな食材と組み合わせても美味しい料理になります。
まずは野菜や海藻、春雨など、お好きな具材と一緒に煮込んでみるのがおススメです。
忙しい時でも、ちょっとした合間に美味しいスープを作ることができます。とろみをつけて、あんかけのベースにしたり、ラーメンのスープのベースにしたりしても良いでしょう。
色々なアレンジで楽しめるスープ缶を是非ご自宅でお試しくださいね。
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